著者
木本 久子
出版者
奈良大学史学会
雑誌
奈良史学 (ISSN:02894874)
巻号頁・発行日
no.28, pp.115-136, 2010

本稿では、頼道像解明の一環として、『春記』を中心に、資房のいうところの「親々」の人々を抽出してその存在を明らかにし、その上で彼らの行動を分析することで、「親々」の人々の打うち、頼道と血縁関係のない者について取り上げるが、血縁関係のない者たちであるだけに、かえって「親々」の人々のもつ特質が明確に知られるに違いない。

言及状況

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うがった見方からすると、「親々」が頼通の愛人たちに見えてくる。彼らの中にいる人物が親族の喪に服さないとか儀礼を超えている。 CiNii 論文 -  藤原頼道と「親々」 https://t.co/tChE5a1r7H #CiNii

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