著者
大島 田人 八角 真
出版者
明治大学教養論集刊行会
雑誌
明治大学教養論集 (ISSN:03896005)
巻号頁・発行日
no.191, pp.p93-219, 1986

この"土山と森鷗外"の稿を執筆中の昭和六十年九月現在、「ある小倉日記伝」「鷗外の婢」の作者松本清張氏は、「文芸春秋」誌上に五月から〈二医官伝〉の題で、旧作と同じ小説の形式をもって鷗外論を連載中である。冒頭書出しの部分は土山行の条りで、筆者がこれから綴ろうとしている通り、松本氏も鷗外の土山常明寺墓参について鷗外日記を紹介しながら、その現状を描出している。もっとも新しい土山常明寺検分の記であろう。明治三三年三月一日、小倉第十二師団軍医部長であった森鷗外は、定例の軍医部長会議に出席のため、小倉を発して、三二年六月の着任以来、初めて上京の途についた。三月一日。雨。倉知薬剤官と偕に小倉を発す。午前七時五十五分汽車に上りて、門市(司)に至る。

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