著者
大島 光代 都築 繁幸
出版者
愛知教育大学障害児教育講座
雑誌
障害者教育・福祉学研究 (ISSN:18833101)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.75-84, 2014-02

言語・コミュニケーションの発達において音韻意識の獲得が重要であることが認識されるようになった。発達障害児は,ひらがな・カタカナ・漢字の読み書き・文章読解につまずきが見られ,音韻に対する気づきや音韻の認知(音韻意識)の習得が課題としてあげられる。従来では,音韻意識を取り上げ,言語指導プログラムに組み込んでいるものは,天野(2006)と小池(2013)のプログラムである。本稿では,知的な遅れが認められず,対人関係にも困難さがある発達障害児に音韻獲得をベースにした読み書き支援プログラムを開発していくための基礎的な研究として,音韻意識の獲得をめざした発達障害児の言語・コミュニケーションプログラムを試作するための要件等を検討した。

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聾者たちに日本語語彙体系の音韻意識が定着していなければ、/聾/ /損/ が一時的にせよ定着することはないはず。QT CiNii 論文 -  音韻意識の獲得をめざした発達障害児の言語・コミュニケーションプログラム試作に関する一考察 https://t.co/1S8SfTLR28
CiNii 論文 -  音韻意識の獲得をめざした発達障害児の言語・コミュニケーションプログラム試作に関する一考察 http://t.co/H62cOOfjxP #CiNii #後で読む

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