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網走湖におけるワカサギの形態的・生化学的初期発育過程
著者
虎尾 充
出版者
北海道立水産試験場
雑誌
北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes
(
ISSN:21853290
)
巻号頁・発行日
no.81, pp.131-139, 2012-03
網走湖におけるワカサギ天然魚の初期発育を形態的・生化学的な指標を用いて検討した。形態的には発育段階の移行期である全長12mm,33mm,42mm,54mmに体型の変曲点があると考えられた。RNA/DNAおよびタンパク質/DNA比の変化から,網走湖産ワカサギは仔魚期には盛んな細胞分裂が中心の増殖的成長,仔魚期から稚魚期への移行期には細胞の大きさが増大する肥大的成長,稚魚期以降は増殖・肥大的成長が中心の成長様式を持つと推定された。特に顕著な形態的・生化学的な発育段階の変化が認められた脊索屈曲期(Phase D)は食性転換が認められる時期と対応しており,形態形成・生理的な発育段階・食性移行の関連性が推測される。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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こんな論文どうですか? 網走湖におけるワカサギの形態的・生化学的初期発育過程(虎尾 充),2012 https://t.co/2tbZDY1LZy
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https://ci.nii.ac.jp/naid/120005451136
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