著者
安里 進
出版者
関西大学文化交渉学教育研究拠点(ICIS)
雑誌
周縁の文化交渉学シリーズ3 『陵墓からみた東アジア諸国の位相―朝鮮王陵とその周縁』
巻号頁・発行日
pp.195-213, 2011-12-31

琉球王国(中山)では,13~19世紀の600年余に4 王統が交代した。14~15世紀には,沖縄島の北と南に山北・山南という小王国も存在した。これらの王統に関係する王陵が7 基存在する。私の報告では,初期の中山王陵・浦添ようどれ(1273年造営・15世紀初期改修・1620年改修)の発掘調査成果と,首里玉御殿=玉陵(1501年造営)の調査報告書の分析を中心に,琉球王陵の変遷・構造的特質・思想的背景・国際関係などについて検討する。内容は,①琉球の王統と王陵,②浦添ようどれの変遷,③「見せる王陵」から「囲い込む王陵」へ,④王陵のモデルはグスクの宮殿(首里城正殿),⑤王陵はニライ・カナイの王宮,⑥琉球王陵の成立と東アジア。参考文献:安里進『琉球の王権とグスク』日本史リブレット42,山川出版社,2008, 1 版2 刷。

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