著者
浅尾 秀樹 須田 力
出版者
北海道女子大学北方圏生活福祉研究所
雑誌
北方圏生活福祉研究所年報 = Bulletin of Northern Regions Research Center for Human Service Studies (ISSN:1342761X)
巻号頁・発行日
no.4, pp.23-27, 1998

「近くて遠い国」ロシア,サハリンと北海道の中高齢者を対象とした比較研究を始めて6年が経過した。前半の3年では共同研究体制づくりが課題であり,後半の3年はユジノ・サハリンスク市の住民を対象とした調査・測定やシンポジウムなどによる研究活動であった。ロシア国立ユジノサハリンスク教育大学(現サハリン大学)の体育教員スタッフとの研究交流を積み上げて今日に至った。これらについて, AOC生涯学習センター公開講座「生活を科学する(雪国の人々の健康)」などで報告してきたが,これまでの成果と今後の展望について紹介する。I,生活福祉に立った研究の推進2,共同研究体制の確立3,北海道女子大学生涯学習システム学部の役割と今後の展望

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