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漢字字体史の資料と方法 : 初唐の宮廷写経と日本の古辞書
著者
池田 証壽
出版者
北海道大学文学研究科
雑誌
北海道大学文学研究科紀要 = Bulletin of the Graduate School of Letters, Hokkaido University
(
ISSN:13460277
)
巻号頁・発行日
no.150, pp.201-236, 2016
初唐の宮廷写経25点の漢字字体を検討し,開成石経の顕著な規範性に比して,相当の揺れがあることを報告し,開成石経の漢字字体と他の時代・地域の標準文献の漢字字体とを同列に扱うべきでないことを述べる。唐代字様は,初唐標準から開成標準への移行を促したと見るべきであり,日本の古辞書である『新撰字鏡』と『類聚名義抄』における唐代字様の受容状況を観察し,漢字字体の年代性の相違が両者の字体記述の相違として反映していることを指摘する。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
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池田 証壽- 漢字字体史の資料と方法 : 初唐の宮廷写経と日本の古辞書 https://t.co/5u6Ei5LAar #CiNii
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005898542
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