著者
吉海 直人
出版者
京都
雑誌
同志社女子大学大学院文学研究科紀要 = Papers in Language, Literature, and Culture of the Graduate School of Doshisha Women's College of Liberal Arts (ISSN:18849296)
巻号頁・発行日
no.17, pp.19-29, 2017-03

百人一首業平歌の初句に関して、「ちはやふる」と清音で読むか、「ちはやぶる」と濁音で読むかという問題が存する。従来は全日本かるた協会の読みを尊重して、「ちはやぶる」と読むことが通例だった。ところが最近「ちはやふる」というマンガが流行したことにより、書名と同じく清音で読むことが増えてきた。そこであらためて清濁について調査したところ、『万葉集』では濁音が優勢だったが、中古以降次第に清音化していることがわかった。業平歌は『古今集』所収歌であるし、まして百人一首は中世の作品であるから、これを『万葉集』に依拠して濁音で読むのはかえって不自然ではないだろうか。むしろ時代的変遷を考慮して「ちはやふる」と清音で読むべきことを論じた。

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こんな論文どうですか? 「ちはやぶる」幻想 : 清濁をめぐって(吉海 直人),2017 https://t.co/AZb06nWHWE  百人一首業平歌の初句に関して、「ちはやふる」と清音で読むか、「ち…
こんな論文どうですか? 「ちはやぶる」幻想 : 清濁をめぐって(吉海 直人),2017 https://t.co/AZb06nWHWE  百人一首業平歌の初句に関して、「ちはやふる」と清音で読むか、「ち…

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