著者
山本 健人
出版者
慶應義塾大学大学院法学研究科内『法学政治学論究』刊行会
雑誌
法学政治学論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
巻号頁・発行日
no.113, pp.139-172, 2017

一 はじめに 二 合理的配慮か制度変更か (一) 合理的配慮は「真の平等」を意味しない? (二) 二分岐アプローチと判断枠組みの統合 (三) 若干の検討 : 合理的配慮と制度変更の組み合わせ三 「法的多文化主義」批判 (一) 法と宗教の物語 (二) 「異文化接触のモード」論 (三) 寛容および合理的配慮の法的条件 1 判例の中の寛容と合理的配慮 2 「法の受け入れられる宗教」と(近代)立憲主義的価値 (四) 「対話」による接触の難点四 検討 : 「法的多文化主義」の可能性 (一) 「法的多文化主義」の暫定的擁護と課題 (二) 対話の意義 (三) 裁判所の中での「弱い対話」 (四) 「法の基準」の変容可能性?五 おわりに

言及状況

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「合理的配慮と制度変更の組み合わせ」がある方が「平等の実現にとって有効である」ことが考慮プロセスの順番以外の視点からも指摘している。pp.145-147 山本健人「信教の自由における「法的多文化主義」と合理的配慮 : カナダ憲法理論を素材に」https://t.co/ktjV7pCjYQ #CiNii
山本健人さん(慶應義塾大学・院、憲法)より、論文①「カナダにおける信教の自由と合理的配慮の法理」(法学政治学論究110号、2016年)、②「信教の自由における「法的多文化主義」と合理的配慮」(同113号、2017年)の抜刷をいただきました。 ① https://t.co/W3dQ6w3ITV ② https://t.co/WxGcbdjgbb

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