著者
西丸 良一
出版者
佛教大学社会学研究会
雑誌
佛大社会学 (ISSN:03859592)
巻号頁・発行日
no.31, pp.14-23, 2007-03-25

本稿では,高校→大学の移行期に焦点をあて,浪人することが現役時よりも学力を高め,より難易度の高い大学に進学する効果をどれ程もつのか分析する。分析の結果,浪人することは,現役で大学に入学するよりも,大学難易度をより高める効果が確認された。だが,二浪以上すると大学難易度が低くなり,同じ高校ランクであっても,現役で大学に入学した者より低い結果となった。さらに,二浪以上の大学難易度の低下が,高校ランクAとB,C,Dとで大きく二極化している。二浪以上は,さらに受験勉強する時間が多い分,それに比例して学力が上がるわけではなかった。そこには意欲の減少が考えられ,その意欲を維持できるものは,やはり高校ランクが高い者,もしくはそれと因果関係にある社会階層の高い者である可能性が示唆された。浪人大学受験高校社会階層

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CiNii 論文 -  大学受験における浪人の効果 : 計量分析を用いて https://t.co/OmmPR13lRV
@hirosetakao 二浪以上は逆効果であるとの研究結果もあるようです。 https://t.co/qn38bPyS7b

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