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ロゴセラピー的視点による生きがい感充足要因の検討
著者
中井 徹
出版者
岩手大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要
巻号頁・発行日
no.19, pp.1-22, 2010-06
ロゴセラピー(Logotherapy)とは,「夜と霧」の著者として有名な,オーストリアの精神科医フランクル(Frankl, V.E. 1905-1907)によって創始された心理療法である。ロゴセラピーでは,人間の基本的動機づけを「意味への意志」とし,人間を意味を求める存在と捉える。そしてFranklは安定した生活の中でそれでも感じる,むなしさ,漠然とした不安感,空虚感を「実存的空虚感」として指摘した。ロゴセラピーの目標としてFrankl(1975)は,「人間が自分の自由について自覚すること」「人間が自分の責任に基づいて意味や価値の世界に対して自己決定していくこと」を挙げている。人間には,環境,育ち等の様々な制限がある中でも,態度をとる自由があることを意識し,それを活かして,責任ある意味ある行動を選択していくこと,これが出来るようにロゴセラピーは援助するのである。
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分布
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[フランクル][実存療法][実存主義][自己啓発] 中井徹(2010)「ロゴセラピー的視点による生きがい感充足要因の検討」 岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要 19.
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https://ci.nii.ac.jp/naid/120006518019
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