著者
小出 良幸
出版者
札幌学院大学総合研究所 = Research Institute of Sapporo Gakuin University
雑誌
札幌学院大学人文学会紀要 = Journal of the Society of Humanities (ISSN:09163166)
巻号頁・発行日
no.105, pp.117-146, 2019-02-25

3つのプレート境界において,沈み込み帯が最も重要な役割を果たしている。日本の地質学者は,2010年までは沈み込み帯での付加作用に注目してきた。沈み込み帯では,付加作用と構造侵食作用の両方が起こっているが,付加体が25%,構造侵食が75%の比率となっている。近年,構造侵食作用の重要性が認識されてきた。本論文では,沈み込み帯における付加作用と構造浸食作用の地質学的意義をまとめた。論文

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沈みこみ帯に付加型と構造侵食型があるらしい(P138)のでテチス海は前者で上記の片麻岩形成は後者と考えるのがよいのかも CiNii 論文 -  沈み込み帯における付加と構造侵食の地質学的役割について https://t.co/Fgc13gAHnU
沈み込み帯における付加と構造侵食の地質学的役割について 小出 良幸 札幌学院大学人文学会紀要 https://t.co/TBJxX11m2y

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