著者
籾山 陽子 水野 みか子
雑誌
芸術工学への誘い (ISSN:21850429)
巻号頁・発行日
no.21, pp.27-33, 2017-03-31

ルネサンスからバロック期のイギリスの声楽曲では音節数が変化する語の変化の前後の形を曲中に並存させることにより歌詞付けに自由度を得ているが、現代の日本語曲にも類似の現象がある。基本的に歌詞の1 モーラに1 音を割り当てるが、特殊モーラは単独で1 音を割り当てる場合と前接する自立モーラと合わせて1 音を割り当てる場合がある。曲中に両者が並存している場合も多く、この柔軟性が表現の自由度を与えているとみられる。この点に着目し、理想の歌唱における歌詞付けの違いの音響への反映を解明するために、声楽の大学院生を被験者として歌唱データを収集した。そのうち撥音と促音について、これらの相違やそれぞれの歌詞付けの違いが音響に如何に反映されるかを分析・考察する。

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こんな論文どうですか? 日本語の曲における歌詞付けの相違の音響への反映 : 撥音と促音に着目して(籾山 陽子ほか),2017 https://t.co/EKnHSsXzUA ルネサンスからバロック期のイギリスの声楽曲では音節数が変化する語の変化の前…
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