著者
川岸 克己 Katsumi Kawagishi
出版者
安田女子大学大学院
雑誌
安田女子大学大学院紀要 = The journal of the Graduate School, Yasuda Women's University (ISSN:24323772)
巻号頁・発行日
no.24, pp.1-12, 2019-03-31

終助詞「ね」は自己(話し手)と非自己(聞き手)とのコミュニケーションを通じてどのような目的を成し遂げようとしているのか,について,行動生物学的な視点を参考にしつつ,その本質的な機能の解明を試みた。その結果,終助詞「ね」は非自己の領域に自己の情報を仮想的に「自己拡張」させ,自己の生存と存続の可能性を高めることを企図する動的な機能を有すると結論づけた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

CiNii 論文 - 終助詞「ね」の動的機能 https://t.co/o96e6uRLEW #CiNii

収集済み URL リスト