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奇数と偶数
著者
高橋 弥守彦
出版者
大東文化大学語学教育研究所
雑誌
語学教育研究論叢 = The journal of Institute for Language and Education Research
(
ISSN:09118128
)
巻号頁・発行日
no.34, pp.1-18, 2017
中日両国は東アジアにあり、共に黄色人種であるが、中国人は偶数、日本人は奇数を好む傾向にある。中日両国の数字文化は老荘思想に基づいているが、中国人が偶数を好むのは対の文化(天と地、男と女、東西南北、春夏秋冬)、日本人が奇数を好むのは非対の文化(これ・それ・あれ、木・林・森)に由来する。これは両国の漢詩や俳句に現れている。両国は数字文化に対して異なる観点をもっているが、お互いの数字文化を理解できることを論述している。
言及状況
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