著者
渡辺 滋
出版者
山口県立大学
雑誌
山口県立大学学術情報 (ISSN:21894825)
巻号頁・発行日
no.12, pp.25-40, 2019-03-29

1933~34年にかけて、海軍部内で当時の大臣の名前に由来する「大おおすみ角人事」と称される大規模な更迭人事が行われた。この人事の最後に位置したのが、堀悌ていきち吉中将の退役人事(国際協調派)と艦隊派(対外強硬派)のせめぎ合いのなか、前者の中心人物で海軍きっての逸材といわれた堀が、最終的に退役に追い込まれるまでの過程を、学界未紹介の史料なども使いながら、検討していく。

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CiNii 論文 -  昭和初年における海軍条約派の退潮:堀悌吉中将の失脚過程を中心として https://t.co/jaVsuWND5k #CiNii

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