- 著者
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佐藤 未央子
Mioko Satoh
- 出版者
- 同志社大学国文学会
- 雑誌
- 同志社国文学 (ISSN:03898717)
- 巻号頁・発行日
- no.90, pp.71-84, 2019-03
1920年代後半における谷崎潤一郎の小説や映画批評では、ドイツの俳優エミール・ヤニングス主演映画やアメリカの児童向け映画、ミス・アメリカを題材にした娯楽映画、ドキュメンタリー映画など、言及されるジャンルが多岐にわたっていた。また小説内には、映画館やテクニカラー(フィルムの部分彩色)といった、当時の映画文化が鏤められていることを確認した。