著者
樽井 由紀
出版者
佛教大学歴史学部
雑誌
歴史学部論集 (ISSN:21854203)
巻号頁・発行日
no.10, pp.43-50, 2020-03-01

日本には三千近い温泉地があると言われている。日本人は熱い湯に身体を浸すと気持ちがよく、疲れが取れ、気持ちよく感じ、熱い湯につかるのを好む。このように熱いお湯に入るのは世界では珍しく、日本独特の習慣、文化だといえる。本稿は「湯浴みをめぐる習俗と伝承」についての研究である。「湯浴みをめぐる習俗と伝承」とは、湯を浴びること、湯に入って身体を暖め、洗うこと、温泉に入って病気を治すことをはじめとして、湯治、温泉と共同湯など「湯」と関わる習慣、文化、入浴法、慣わしなどを含む全般的な習俗と伝承を指すと考えたい。温泉民俗学湯浴み有馬温泉湯女

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CiNii 論文 -  温泉民俗学の可能性 : 湯呑みをめぐる習俗と伝承を中心に https://t.co/uURn82MeQq #CiNii

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