著者
川端 健司 Kenji Kawabata
出版者
同志社大学政策学会
雑誌
同志社政策科学研究 = Doshisha University policy & management review (ISSN:18808336)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.79-90, 2020-08-01

90年代の不登校の増加は、子どもの心理発達の調整局面というより、子育て世帯に広がる生活困窮の広がりが強く作用した結果である。確かに、子どもの貧困率は2015年に改善が見られたものの、むしろ、母子世帯において格差が広がり、所得低位層に援助拒否が見られる。2009年より始まる訪問型家庭教育支援は、地域の人が親との雑談を大切にした支援を行ない、親の自己肯定感の回復につながり、不登校の子どもに就学意欲の改善が見られた。研究ノート(博士資格論文)(Note(Doctoral qualification thesis))

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CiNii 論文 -  経済的困難を抱えた不登校の子どもに対する学校の家族支援の在り方 https://t.co/PYpHwYdtGa #CiNii

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