著者
松岡 礼子
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. 総合教育科学 (ISSN:24329630)
巻号頁・発行日
no.69, pp.245-251, 2021-02-28

マルチモーダルなコミュニケーション世界において21世紀型のことばの教授を志向するために、知の伝達授受および新しい知の創出に携わる教師にとって、教科書をマルチモーダル・テクストとしてとらえる視座は重要である。本稿は、教科書の挿絵を活用した古典の授業でなじみある『源氏物語』「若紫」の「源氏物語画帖」を素材にした実践の考察を通して、詞書と切り離され教科書の活字テクストを補完する画像テクストとして新たなコンテクストに組み込まれた画帖が、どのように学習者の意味生成に関わるのか、その可能性と課題を明らかにするものである。

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松岡 礼子 - マルチモーダル・アプローチを活かした古典文学の創作指導 ─『源氏物語』「若紫」の場合─ https://t.co/fe3KYkt5LY

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