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中世室町期における「ゲナ」の意味・用法 : モダリティ形式「ゲナ」の成立再考
著者
山本 佐和子
Sawako Yamamoto
出版者
同志社大学国文学会
雑誌
同志社国文学 = Doshisha Kokubungaku
(
ISSN:03898717
)
巻号頁・発行日
no.92, pp.170-185, 2020-03-20
室町期に見られる「ゲナ」(例.「ヤレ杜鵑ハ、吾ガ心中ヲ知テ不如帰トナクゲナヨ」中華若木詩抄)が、モダリティのうち「本体把握」(大鹿薫久1995「本体把握―「らしい」の説―」)を表すことを手がかりに、形容動詞派生接辞「~ゲナリ」がモダリティ形式となる史的変化の過程を検証した。「~ゲナリ」は、中世前期に名詞に付く用法を生じており、活用語連体形を述部とする準体句に後接する過程を経て、モダリティ形式としての用法を獲得したと考えられる。廣田收教授退職記念号
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CiNii 論文 - 中世室町期における「ゲナ」の意味・用法 : モダリティ形式「ゲナ」の成立再考 https://t.co/N37RaCqH6T
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https://ci.nii.ac.jp/naid/120006998529
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