著者
塩村 公子
出版者
東北福祉大学
雑誌
東北福祉大学研究紀要 = Bulletin of Tohoku Fukushi University (ISSN:13405012)
巻号頁・発行日
no.45, pp.51-68, 2021-03-18

ソーシャルワーカーがその「実践を書く」ことの意味・必要性について,ソーシャルワークやその近接領域の文献から整理した。具体的には,Ⅰ. 業務として「書く」ことについて整理し,次に,Ⅱ. 業務以外に「実践を書く」ことについて,1「書く」場面,2「書く」行為,3「書く」意味に分けて論じた。「書く」ことは,業務上必要であるという以上に,専門家としての省察が深まる;専門家としての実践知が伝達される;利用者サービス・利用者との関係性を変える;専門家コミュニティや教育を変えていくなど,重層的で複雑な影響をソーシャルワークにもたらすものであることが理解された。また,それらが,ポストモダンの価値観をベースにした,科学やソーシャルワークの実践モデルとも密接に関係している事を見出した。

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