- 著者
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根田 克彦
- 出版者
- THE TOHOKU GEOGRAPHICAL ASSOCIATION
- 雑誌
- 東北地理 (ISSN:03872777)
- 巻号頁・発行日
- vol.41, no.3, pp.148-159, 1989
- 被引用文献数
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本研究では, 釧路市の新橋大通商店街を事例として, 大規模小売店の立地を契機とする周辺商業地の変化を考察した。結果は, 以下にまとめられる。新橋大通商店街では, 大規模小売店の開店以降, 最寄品販売の独立店の廃業と, 買回品を販売する駐車場を備えた多店舗小売業と, 飲食店および個人サービス業の進出という変化が主として生じた。また, 大規模小売店の立地により新橋大通商店街の買物吸引力は急激に高まったが, 現在この商店街来訪者の目的は, 主に大規模小売店の単独利用である。