著者
竹田 亮祐
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.182-187, 1993
被引用文献数
1

褐色細胞腫の記載者である故村上先生の本邦第1例の業績を記念し, 内分泌性高血圧のうち, 褐色細胞腫次いで原発性アルドステロン症及び Cushing 症候群をとりあげ, わが国における「副腎ホルモン産生異常症」疫学調査成績をもとにその臨床症候や検査成績を60歳前後で比較した場合の特徴について考案を加え, さらに上記3疾患について最近話題の2, 3の事項を紹介した. また本態性高血圧症を内分泌代謝学的に亜分類しょうとする観点から, 11β-hydroxysteroid dehydrogenase (11β-HSD)部分的障害仮説についてわれわれの得つつある最近の知見を付言し, 培養動脈平滑筋細胞に11β-HSD mRNAの発現を認めること, SHRの血管 (腸間膜動脈) にいおてはWKYラットに比べ11β-HSD活性が低下していること, 同遺伝子異常の可能性を示唆する実験的事実を報告した.

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こんな論文どうですか? 内分泌性高血圧(竹田 亮祐),1993 https://t.co/ygCYOO2848 褐色細胞腫の記載者である故村上先生の本邦第1例の業績を記念し, 内分泌性高血圧のうち, 褐色細胞腫次いで原発性アルドステロン症…

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