著者
森杉 壽芳 小池 淳司 佐藤 博信
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.131-140, 1995

近年、国会・中央省庁等の首都機能移転に関心がもたれ、政府をはじめとする各種研究機関等で多数の提言, 提案がなされてきた。このような首都機能移転の社会的意味を判断するためには、その効果を把握する必要がある。そのため、本研究では、首都機能移転によって影響を受ける主体を東京, 新首都, その他の地域及び移転する政府自身に分類し、それぞれの主体に帰着する効果を一覧表にして示す「地域間帰着便益構成表」を提案する。この表では、東京だけでなく、新首都や他の地域を便益を享受する主体としてとりあげることで、首都機能移転に関する個別の効果を国土及び国民全体の観点から総合的に見ることができる。また、必要に応じて、さらに細かい便益の帰着構造を把握し、表の中に位置づけることができる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 3 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? 首都機能移転の地域間便益帰着構造(森杉 壽芳ほか),1995 https://t.co/A1BlUvs5rA 近年、国会・中央省庁等の首都機能移転に関心がもたれ、政府をは…
1 1 https://t.co/e4xX8RhHG6
こんな論文どうですか? 首都機能移転の地域間便益帰着構造(森杉 壽芳ほか),1995 https://t.co/A1BlUvs5rA 近年、国会・中央省庁等の首都機能移転に関心がもたれ、政府をは…

収集済み URL リスト