著者
稲葉 ナミ
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.298-303, 1960

今後、尚研究をつづけて結論を得たいが、本考察によって<BR>1.家事労働のうちで最も多くの時間を要するものは炊事で、家事労働時間が短縮してもそれに応じて短縮できないので、家事労働時間中にしめる割合は増加している。<BR>2.主婦の家事労働時間の長短の調節的役割を果しているものは裁縫で、一般に教員より労働者、関東より関西の方がその時間が長い。<BR>3.アメリカの主婦の家事労働の時間とその内容についてみると、都市は農村に比べて、家事労働時間が短かく、家事労働のうちでは家族の世話と「その他の家事」が農村より多く、炊事・掃除・洗濯などの家事労働は農村より少ない。<BR>4.東京都の教員の妻の家事労働の傾向はアメリカの都市型に、大阪市のアパート住いの主婦はアメリカの農村型に近い傾向をもっている。

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