著者
中務 康生
出版者
The Ichthyological Society of Japan
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:18847374)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.59-63, 1965

サケの両性生殖巣について, 組織学的観察を行い, あわせてその成因についての若干の考察を行った。<BR>両性生殖巣の成因は明らかではないが, 組織学的に精巣, 卵巣の境界部が同一被膜であること, また卵の吸牧崩壊の過程現象, 及び精子形成の過程がみられたことは, 先ず卵巣として発生したものが, 後に何らかの要因, 多分山本 も述べているように, 雌性因子と雄性因子の量的関係より雄性に移行しつつある過程のものだろうと推論したい。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

1 1 https://t.co/M6zvpjzJRO
こんな論文どうですか? シロサケの両性生殖巣の一例(中務 康生),1965 https://t.co/XrUNYBoOl5 サケの両性生殖巣について, 組織学的観察を行い, あわせてその成因についての若干の考察を行…

収集済み URL リスト