著者
井上 真規 小河原 昇 田辺 輝彦 大石 公直 佃 守
出版者
The Japan Broncho-esophagological Society
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.533-537, 2011

昭和60年以降に当科で診断された若年型喉頭乳頭腫4例において臨床症状・喉頭所見・治療内容・治療経過・分娩方法・出生順位で検討を行った。全例に嗄声を認め腫瘤は喉頭に多発していた。LMS·CO<sub>2</sub>レーザー治療施行後も全例で喉頭に再発がみられたが数回のLMS·CO<sub>2</sub>レーザー治療で2例は治癒した。1例は転居のため経過は不明で1例は経過観察中である。本疾患の病因はHPV (human papilloma virus) の経産道感染といわれ,発症の危険因子として経膣分娩や第1子などがあげられる。当科での4例では全例経膣分娩で2例が第2子,他は第1子,第3子であった。若年性喉頭乳頭腫は多発性で再発を繰り返し治療に難渋することが多いが,再発を繰り返した症例において,短期集中のLMS·CO<sub>2</sub>レーザー治療が有効であると思われた。

言及状況

外部データベース (DOI)

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"若年性喉頭乳頭腫は多発性で再発を繰り返し治療に難渋することが多い" CiNii 論文 -  当科における若年型喉頭乳頭腫の検討 / https://t.co/VsIhj30NCX

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