著者
山 祐嗣 川崎 弥生 足立 邦子
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.100, 2007

後知恵バイアスとは、結果を知ったときに、それがあたかも最初から予想できていたかのように考えてしまう傾向である。本研究では、結果を知った場合と知らない場合の主観的生起確率の差として定義した。日韓英仏比較文化研究を行ったところ、東洋人は比較的後知恵バイアスが強い。これは、西洋人が分析的思考傾向であるのに対して、東洋人が全体的思考としての複雑なモデルを抱いているという仮説で説明可能である。

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@emanoon1931 結果が大切、全体が大切な東洋人にはそのバイアスが多い傾向があり、なぜそうなったのかを分析的に考えることが多い西洋人にはそういうバイアスにはなりにくいのは面白い 後出しアインシュタインとかないもんね向こうは https://t.co/XRAUMnnHAf

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