著者
林 和弘 太田 暉人 小川 桂一郎
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構 一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.19-22, 2007

日本化学会では欧米にひけをとらない電子ジャーナルサービスを展開し, 有料アクセスを開始してからも2年が経った.電子ジャーナル化によって日本の英文誌はどのように変化したか, 電子ジャーナルアクセス数とインパクトファクターを調査したところ, アクセス数の増大に対して被引用数は期待したほど伸びていない.特にアクセス数については, 新着お知らせ時やwebリリース時の掲載順序が影響を与えることがわかり, アクセス数の多さが単純に被引用数の増大には繋がらないことがわかった.さらに, 論文の質を高めることが被引用数に反映していることを統計的に確認した.

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こんな論文どうですか? 日本化学会電子ジャーナルの統計解析::—被引用回数に反映される論文の質—(林 和弘ほか),2007 https://t.co/BQZSew8yMj

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