著者
小坂 武
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

組織イノベーションは組織メンバらの相互作用によることが理論的に知られる。このイノベーションには自己の環境を意識化できるシステム分析方法が求められるが、それは従来の三人称システム分析とは異なった一人称システム分析である。この分析方法論を、筆者らは現象学のもと、図的資源に活動理論を使う考えを提案している。それは、システム分析において現象学を活動理論の図的資源を利用して行うことに相当する。その方法や図的資源が、組織メンバがおかれる構造や条件の意識化を促進するものであるかを、Diltheyの哲学やHackmanらの職務充実理論などで評価する試みを行う。

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