- 著者
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阿知波 秀彦
布川 修
杉山 友康
小林 徹
太田 直之
草野 國重
- 出版者
- 公益社団法人 地盤工学会
- 雑誌
- 地盤工学研究発表会 発表講演集
- 巻号頁・発行日
- vol.38, pp.2191-2192, 2003
鉄道沿線の切取斜面や自然斜面において、降雨や地震の影響で小規模な崩壊が発生することが想定される場合は、崩壊が発生しても崩土が線路内に流入しないように線路際に柵などを施工し防護することが多い。しかし、崩壊の規模や崩土の衝撃力などを予測する手法は確立していないため、崩土により線路際の防護工が破壊され災害に至るケースが見られる。そこで、本研究では、崩土の運動を把握することを目的として、小型模型による崩土の流下・衝撃実験を行った。本稿では、模型実験の概要と実験で得られた衝撃波形のパターン、および衝撃力のピーク値と崩土の厚さ、長さ等との関係について述べる。