- 著者
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多田 幸恵
藤谷 知子
小縣 昭夫
上村 尚
- 出版者
- 特定非営利活動法人 化学生物総合管理学会
- 雑誌
- 化学生物総合管理
- 巻号頁・発行日
- vol.4, no.1, pp.60-68, 2008
プラスチック難燃剤テトラブロモビスフェノールA (TBBPA) をオリーブオイルに懸濁させ、0 (対照群)、350、700及び1,400 mg/kg体重の投与用量、10 mL/kg体重の投与液量で、1日1回14日間、ICR雄マウスに胃ゾンデを用いて強制経口投与し、血液・血清生化学及び病理学的に検索した。<BR>その結果、投与群で血清総コレステロール及び肝臓重量の増加が認められた。主要臓器の組織観察では、投与群の肝臓に肝細胞の腫脹、炎症性細胞の浸潤及び肝細胞の壊死が多く認められた。