- 著者
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飯田 康夫
奥山 康子
豊 遙秋
青木 正博
春名 誠
- 出版者
- 日本鉱物科学会
- 雑誌
- 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
- 巻号頁・発行日
- vol.2005, pp.69-69, 2005
ラマン分光法は,赤外分光法とともに,分子や結晶の振動状態に関する情報をもたらす,振動分光法であり,物質の同定などを通して,鉱物学や岩石学においても有用な研究手段になると考えられる.著者らは,鉱物と人工的な無機物質のラマンスペクトル・データベースを構築してきた.2005年7月現在,無機化合物597件,鉱物580件について,ラマン・スペクトルのデータを蓄積している.スペクトルのデータは,産総研研究情報公開データベース(RIO-DB)制度によって,ネットワーク公開している.