著者
山口 未花子
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.260-260, 2008

カナダの狩猟採集民であるカスカの人々にとって、ヘラジカは最も重要な狩猟対象動物である。本発表ではヘラジカ皮の利用方法について明らかにすると共に、その実用性や経済的側面、文化的な価値について検討する。そしてヘラジカ狩猟活動系においてヘラジカと人間との関係を維持する精神的な戦略としてヘラジカ皮利用を位置づけると共に、他の動物の皮利用との比較を行いカスカ社会におけるヘラジカの重要性を明らかにしてゆく。

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