- 著者
-
内山田 康
- 出版者
- 日本文化人類学会
- 雑誌
- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
- 巻号頁・発行日
- vol.2009, pp.37, 2009
「もの、動き、アッサンブラージュ」というテーマの中心に、動きがあり、その前にはものが、その後にはアッサンブラージュが配置されている。ひとは、ものの中に、動きの中に、アッサンブラージュの中に分配されている。計画や意図ではなく、動き、スピード、強度、無意識が、感覚が重要な仕事をするだろう。民族誌的なケースを通して、人間中心主義的な接近方法では捉えきれない存在の生命的な過程を記述する人類学を試みる。