著者
今井 千晶
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.49-51, 2017

免疫チェックポイント阻害薬は、現在本邦ではニボルマブ(オプジーボ<sup>&reg;</sup>点滴静注)とイピリムマブ(ヤーボイ<sup>&reg;</sup>点滴静注液)の2剤が承認され用いられている。<br>免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療では、従来の抗がん薬とは異なる免疫関連有害事象(irAEs)という新しい概念の有害事象が生じる。これらirAEsに対しては、各診療科による集学的管理が必須となる。また、我々薬剤師による薬学的管理も求められている。

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