著者
瀬戸 邦弘
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.330_3-330_3, 2016

<p> 本研究ではいわゆるジャパノロジー(日本研究)のひとつとして大学應援團に注目している。應援團活動では独自の「応援団文化」を継承・護るために、時に「時代錯誤」ととも揶揄される行動様式や人間関係を頑なに堅持する傾向にある。そのため、時代の流れにあわず多くの応援団が休部(もしくは廃部)の憂き目にあって来ている。その一方で、そこには現在すでに失われている「学生体育会黎明期の文化」が残存しているとも捉えられ、近年では逆に海外から「日本的」な要素(クールジャパンコンテンツ)として評価・注目されることにもなってきている。本研究では海外という新たな視座から「応援団の現在」を検証することになる。</p>

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