著者
瀬戸 邦弘
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
2007-01

制度:新 ; 文部省報告番号:甲2317号 ; 学位の種類:博士(人間科学) ; 授与年月日:2007/1/24 ; 早大学位記番号:新4377
著者
瀬戸 邦弘 林 勝龍 松田 俊介
出版者
日本生活学会
雑誌
生活學論叢
巻号頁・発行日
vol.19, pp.3-12, 2011

There are three theme parks presenting the indigenous culture in Taiwan. Among them is Taiwan Indigenous Peoples Culture Park, which was established in 1976 and has been administrated by the Council of Indigenous Peoples, Executive Yuan since 2002. Analyzing the case of this park, this paper examines the functions of public theme parks and the represented ethnic groups in conservation of the indigenous culture and the development of tourism. The main findings from the analysis are: 1) intangible culture such as the lifestyle, custom, and art, as well as tangible culture, is represented in archives through symbolization, electronization and embedding staffs body, 2) the staff are required to be fully equipped with knowledge on the culture of the 14 tribes through training, 3) presenting the physical aspects of the indigenous culture through the 'participative attractions' such as 'ball spiking' and 'shooting', this park adapts the display method employed in 'ethnological exhibit' functions. These observations imply the role of public theme parks as a significant form of ethnic tourism in generating a new public image on 'unity' among indigenous ethnic groups and their 'integration' into the country.
著者
瀬戸 邦弘
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.69, pp.278_3, 2018

<p> 近年、高等学校の応援団は地域の他校応援団とともに組織化する傾向が見られる。たとえば埼玉県、群馬県、静岡県、富山県、香川県などにおいては県下に「高校応援(団)連盟」が組織化され「連盟祭」を軸に学校の枠を超えた応援団活動を展開、活発化させている。ところで、彼らは連盟という「枠組み」を構築し「公」的な枠組みと協力関係を築く事により、応援団活動を大きな"シェルター"の中に移動させる事に成功したとも言える。それは、市や県の教育委員会などに協力を得る事により「公」的枠組の中へ自らの位置をシフトさせて「社会的位置づけ」に成功したという事になるのである。本発表ではこれら連盟下の高校応援団活動に注目し「高校応援団の活動の現在」に関して考察を試みるものである。</p>
著者
瀬戸 邦弘
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.330_3-330_3, 2016

<p> 本研究ではいわゆるジャパノロジー(日本研究)のひとつとして大学應援團に注目している。應援團活動では独自の「応援団文化」を継承・護るために、時に「時代錯誤」ととも揶揄される行動様式や人間関係を頑なに堅持する傾向にある。そのため、時代の流れにあわず多くの応援団が休部(もしくは廃部)の憂き目にあって来ている。その一方で、そこには現在すでに失われている「学生体育会黎明期の文化」が残存しているとも捉えられ、近年では逆に海外から「日本的」な要素(クールジャパンコンテンツ)として評価・注目されることにもなってきている。本研究では海外という新たな視座から「応援団の現在」を検証することになる。</p>