著者
須藤 昇
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016

漢字2字からなる漢字対を提示し、被験者に熟語であるか否か判断を求めた。ある熟語が2, 4, 8, 16, 32試行を置いて2度提示される場合、エラー率が低下し反応時間が短縮した。この結果は熟語の活性化が長く持続することを意味している。また、語彙データベースを用いて、個々の漢字が熟語の1文字目に出現する割合(初頭率)を算出した。熟語の2文字目の漢字の初頭率が高い場合にエラーが増すが、この傾向はプライミング効果とは独立であることが示された。

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CiNii 論文 -  熟語同定におよぼすプライミングおよび字順の効果 https://t.co/ihvEgOB4ob #CiNii

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