著者
島田 将喜
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2017, 2017

ヤンバルクイナは、やんばる地方のみに生息する無飛翔性鳥類である。琉球人の共存の歴史は長いが、民間伝承の中にクイナは明示的に登場しない。クイナは赤い嘴と足で忙しく地上を走り回り、道具を用いて大型のカタツムリを食べる。沖縄のキジムナーのもつ特徴は、クイナのもつ形態・行動的特徴と類似している。鳥と人間との境界的特徴が、現実世界と異世界の境界的存在としての妖怪のモチーフとなったとする仮説について検討する。

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こんな論文どうですか? 妖怪キジムナーのモデルを追え!:境界的存在としてのヤンバルクイナと沖縄の妖怪(島田 将喜),2017 https://t.co/Mo1hR53P67 ヤンバルクイナは、やんばる地方のみに生息する無飛翔性鳥類である。琉球人の共…
こんな論文どうですか? 妖怪キジムナーのモデルを追え!:境界的存在としてのヤンバルクイナと沖縄の妖怪(島田 将喜),2017 https://t.co/Mo1hR4LFRZ ヤンバルクイナは、やんばる地方のみに生息する無飛翔性鳥類である。琉球人の共…
"CiNii 論文 -  妖怪キジムナーのモデルを追え!" https://t.co/AhMzvOruET ※本文リンクあり

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