著者
水間 健仁 武居 周
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.9, 2016

本研究の目的は,反復型領域分割法に基づく電磁場解析におけるインターフェース問題の収束性を改善することである。有限要素電磁場解析のために,電場を未知関数としてベクトル波動方程式は定式化される。しかし数値モデルの規模が大きくなると,インターフェース問題における収束性が悪くなる。本問題の改善のため,共役勾配法に基づく部分領域問題の反復解法に対して擬似4倍精度を適用することを考える。擬似4倍精度は,2つの倍精度を用いることで1つの実数を表現する手法である。本発表では,擬似4倍精度を,反復型領域分割法に基づく有限要素電磁場解析の部分領域問題に対して適用することによる影響について報告する。

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