著者
高橋 砂織
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.110, no.9, pp.636-648, 2015

味噌の効能に関する研究は多く,抗酸化性や抗腫瘍性など多くの論文が報告されている。著者らは,ここ10年ほど味噌中の血圧調節作用物質に注目し,レニン,キマーゼ,アンギオテンシン変換酵素やアンギオテンシン変換酵素2阻害物質の探索を行った。その結果,味噌には複数の血圧関連酵素阻害物質が存在することを見出された。味噌の効能に新たな可能性が期待されている。

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味噌の持つ高血圧抑制物質について https://t.co/0ZwzC1r4m8 #CiNii
味噌も血圧を下げるという研究があったり、塩を控えても血圧は下がらなかったり…塩分だけが術ではないかなと思います https://t.co/FZ5UQ4yrCk

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