著者
高橋 和明 鈴木 通弘 斎藤 徹
出版者
公益社団法人 日本実験動物学会
雑誌
Experimental Animals
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.307-311, 1979

アカゲザルの眼底撮影法について, 興和製携帯用眼底カメラRC-II型を使用して検討した。<BR>1.眼底のmonochrome撮影をフジネオパンF (ASA32) , フジネオパンSS (ASA100) を用いて行った結果, 撮影に適当なストロボ光量調節目盛りはそれぞれ50Wで6, 3であった。<BR>2.眼底のcolor撮影をフジカラー (ASA100: Negative, Positive) , サクラカラー (ASA100: Negative) を用いて行った結果撮影に適当なストロボ光量調節目盛りはそれぞれ50Wで2, 3, 3であった。<BR>3.螢光眼底撮影のために10%sodium fluoresceinを0.3ml/kg静脈内投与し, ストロボ光量調節目盛りを100Wで6とし撮影した。Kodak Tri-X (ASA400: Negative) を使用してKodak Wrattenフィルター47 (励起用) ×K.W.15 (ろ過用) の組合せでmonochrome撮影した結果, 良好な撮影像が得られた。Kodak Ektachrome High Speed (ASA160: Positive) を使用し, K.W.32 (励) ×K.W.56 (ろ) , K.W.47A (励) ×K.W.12・15 (ろ) , K.W.47 (励) ×K.W.12・15 (ろ) , フジフィルタ-BPB45 (励) ×BPB55 (ろ) の各組合せでcolor撮影し, 2倍増感現像を行った結果, 良好な撮影像が得られた。

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