著者
高田 朝子
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.76, 2002

危機に直面したときに組織はどのように行動し、どのように事態を収束させようとするのであろうか。本研究は地下鉄サリン事件に直面し対応した聖路加国際病院の事例研究である。サリンという今まで全く経験のない薬物中毒に対して、聖路加国際病院は医療関連チーム、事務スタッフチームがそれぞれ現場で意志決定をしながら対応していった。これは、危機に際してトップダウンで意志決定をして対応するとされた従来の危機対応のあり方とは違うものであった。本研究では自己効力感の概念をチームレベルにまで発展させて、チーム効力感として危機対応の際に有用であることを検証した。

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CiNii 論文 - 危機対応組織のマネジメント:聖路加国際病院の事例より https://t.co/2k1KfZS3F0

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