著者
深澤 克朗 沢登 千恵子
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.85-96, 2018

<p> 本稿は,2017年の第25回情報知識学会年次大会において発表した「和歌集における計量分析と機械学習による判別」の続編としての研究報告である.分析対象は,鎌倉時代初期から室町時代中期までの「十三代集」と呼ばれている勅撰和歌集である.前回の発表は「八代集」であり,これで勅撰和歌集「二十一代集」の計測を完了するものである.<br/> 分析手法としては前回の研究と同様の計測を行うものである.具体的には,和歌集間での品詞使用率の統計的な差や,また季節歌と恋歌に関して名詞率とMVRとを調査し,そして同様にNaïve Bayesにより判別を試みた.さらに,この時代は武士政権の時代であるために,「武士歌」もより多く選抜されてきている.その「武士歌」についての特徴について主成分分析法による計測を試みるもので ある.</p>

言及状況

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これはとりあえずやってみました的な感じかな (室町期から武士歌が増えていることが統計にあらわれている) CiNii 論文 -  後期勅撰和歌集における計量的アプローチ https://t.co/A4reHDDY0t #CiNii

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