著者
内木 哲也
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.127-130, 2018

有名人を起用したTV-CMは多大な影響力を期待できることから世界中で制作され放送されているが、その影響力を捉える社会的文脈は日本と諸外国では大きく異なっている。その相違は、不祥事発生時に当該CM出演の有名人に対して、当人の影響力行使に対する責任を追及するのではなく、一被害者と捉え擁護する視聴者の声として顕著に現れている。これは有名人に対する情緒的反応という以前に、専門職としての有名人の捉え方の相違に基づいた反応と捉えることができる。本報告では、不祥事発生時の有名人CMに対するSNS投稿の日中比較に基づき、日本の社会的文脈の特徴について考察すると共に、日本社会におけるシステムデザイナのような専門職のあり方について議論する。

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こんな論文どうですか? 不祥事企業CMの有名人に対する人々の反応から見える社会的文脈の特徴:SNS投稿の日中比較に基づいて(内木 哲也ほか),2018 https://t.co/y3UhoPdhKS 有名人を起用したTV-CMは多大な影響力を期待で…
こんな論文どうですか? 不祥事企業CMの有名人に対する人々の反応から見える社会的文脈の特徴:SNS投稿の日中比較に基づいて(内木 哲也ほか),2018 https://t.co/y3UhoOV8wK 有名人を起用したTV-CMは多大な影響力を期待で…

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