著者
瀬戸 邦弘
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.69, pp.278_3, 2018

<p> 近年、高等学校の応援団は地域の他校応援団とともに組織化する傾向が見られる。たとえば埼玉県、群馬県、静岡県、富山県、香川県などにおいては県下に「高校応援(団)連盟」が組織化され「連盟祭」を軸に学校の枠を超えた応援団活動を展開、活発化させている。ところで、彼らは連盟という「枠組み」を構築し「公」的な枠組みと協力関係を築く事により、応援団活動を大きな"シェルター"の中に移動させる事に成功したとも言える。それは、市や県の教育委員会などに協力を得る事により「公」的枠組の中へ自らの位置をシフトさせて「社会的位置づけ」に成功したという事になるのである。本発表ではこれら連盟下の高校応援団活動に注目し「高校応援団の活動の現在」に関して考察を試みるものである。</p>

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