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「若者の読書離れ」という"常識"の構成と受容
著者
清水 一彦
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究
(
ISSN:03853659
)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.117-138, 2015
<p>『読書世論調査』によれば,2005年ごろまでは若者は読書離れしていなかった.しかし,知識人,出版業界人,ジャーナリズムのアクター3者のバイアスが相互作用してつくられた「若者の読書離れ」という認識は,オーディエンスが"ここちよい"ものとして受容することで1980年代までには"常識"となった.本稿では当時の社会的な背景をふまえたうえで,なぜ「若者の読書離れ」という常識が構成されそして受容されたのかを論じる.</p>
言及状況
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分布
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"『読書世論調査』によれば,2005年ごろまでは若者は読書離れしていなかった.それにもかかわらず""今どきの若者が良書を読んでいないことを批判することは知識人としてのアイデンティティを再確認" →ブクマ
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007621565
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