著者
青木 貴則
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.98-105, 2021

<p>ライブステージで使われるLEDスクリーンの映像には,曲の展開に合わせてプリレンダリングされた動画をメディアサーバから送出するのが一般的である.安定的に映像を送出できる反面,出演者であるパフォーマーの動きなどライブ感を生かした映像演出を行うことができない.そこで,センサを使って出演者の動きを検出し,動きに反応したグラフィックスを生成するシステムを構築して生放送で運用することを目指した.LiDARと呼ばれる距離測センサとTouchDesigner上で開発した位置解析法を使って動きを検出し,リアルタイムグラフィックスエンジンである,Unity, Notchを組み合わせたジェネラティブなグラフィックス表現をフロアLED上で表現した.イメージベースドなキャリブレーション方法を採用することで,センサのズレや転倒が発生した場合にも迅速に復旧できるロバスト性を備えたシステムを構築した.</p>

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こんな論文どうですか? LiDARセンサを使ったジェネラティブグラフィックスの演出(青木 貴則),2021 https://t.co/ikLV6Dpa2Z <p>ライブステージで使われるLEDスクリーンの映像には,曲の展開に合わせてプリレンダリング…

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